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「お金」で読む日本史

祥伝社新書 658

出版社名 祥伝社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-396-11658-3
4-396-11658-6
税込価格 990円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

あの偉業も、あの事件も、裏には「お金」があった!日本史にまつわるお金事情を繙く番組「この歴史、おいくら?」の調査データをもとに、新規情報をふんだんに盛り込んで書かれたのが本書である。具体的には、北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曽祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など。現在のお金に換算することで、当時の状況が生々しく迫ってくる。楽しみながら、歴史の新たな一面を知ることができる意欲作。

目次

第1章 武家の棟梁・源頼朝の収入
第2章 武田信玄の軍資金
第3章 『忠臣蔵』、討ち入りの金勘定
第4章 米将軍・徳川吉宗と貨幣経済
第5章 河井継之助が買ったガトリング砲
第6章 勝海舟と明治維新のスポンサー

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)