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私のマルクス

文春学藝ライブラリー 思想 26

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-813099-1
4-16-813099-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 428P 16cm

商品内容

要旨

「マルクスが『資本論』で解明した論理は、超克不能である」という確信に至るまでの、自らの思想的軌跡をたどる。著者の思想の根幹をなした浦和高校時代、同志社大学神学部時代の友人や恩師との濃密な日々を回想しつつ、カール・マルクスとの若き日の出会いを綴った、著者初の自叙伝。

目次

ユダヤ教の刻印
ブダペシュトへ
やぶにらみのマルクス像
労農派マルクス主義
同志社大学神学部
組織神学教授・緒方純雄
ロシアレストラン「キエフ」
黒旗の上に描いた魚の絵
極めつけの嫌がらせ
『美学の破壊』
思想家・渡邉雅司
襲撃
『なぜ私は生きているか』
天性の牧師・野本真也

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
作家。元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館などを経て、95年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。05年2月執行猶予付き有罪判決を受け、09年6月有罪確定。13年執行猶予期間を満了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)