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蒲団 橘外男日本怪談集

中公文庫 た19−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-12-207231-2
4-12-207231-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 364P 16cm

商品内容

要旨

ある地方の古着屋が入手した、青海波模様の縮緬蒲団。以来、周囲で血塗れの美女が現れる怪現象が続発し、ついに死人まで―読む者を虚実のあわいに引きずり込む、独特の恐怖世界。日本怪談史上屈指の名作として読み継がれる表題作他、現代ホラー界の先駆的存在である著者初の怪談ベスト・セレクション全七篇。文庫オリジナル。

出版社・メーカーコメント

虚実のあわいに読者を引きずり込む、独特の恐怖世界――日本怪談史上屈指の名作である表題作ほか、全七篇を収録した著者初の怪談ベスト・セレクション。

著者紹介

橘 外男 (タチバナ ソトオ)  
1894年、石川県に生まれる。厳格な軍人の家庭に育ったが中学を退学、札幌の叔父に預けられる。その後、医療器機店、書籍配給会社などの職を転々。1922年、有島武郎の推挽を受けた『太陽の沈みゆく時』でデビューし、ベストセラーとなる。36年「酒場ルーレット紛擾記」で『文芸春秋』の実話募集に入選し再デビュー。38年「ナリン殿下への回想」で第七回直木賞を受賞。59年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)