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モルドヴァ民話

出版社名 明石書店
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7503-5414-9
4-7503-5414-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 361P 20cm

商品内容

要旨

でも、怖がらないで。私は、聖杯ほど大きい葡萄を実らせた葡萄園に姿を変え、あなたは、農園主に姿を変えましょう。

出版社・メーカーコメント

ルーマニアとウクライナに挟まれた東欧の小国モルドヴァ。14世紀半ば国家として出現以来、ハンガリー、ポーランド、オスマン帝国、ロシアなど周辺大国の狭間で厳しい立場に置かれながらも伝統文化と言葉を武器にアイデンティティを保持してきたモルドヴァの人々。モルダヴィアの民として受け継がれてきた感性や想像力がいかなるものか、その景色の一端を知る珠玉の民話13篇。

著者紹介

ボテザートゥ,グリゴーレ (ボテザートゥ,グリゴーレ)   Botezatu,Grigore
モルドヴァ共和国の民俗学者。1929年1月14日、同国バルツィ郡生まれ。1954年、モルドヴァ国立大学歴史学部を卒業し、モルドヴァ科学アカデミーの歴史・言語・文学研究所に勤務。文献学博士号を取得。長年に亘り、モルドヴァ共和国だけでなく、ウクライナのキロボクラード、ニコラエフ、オデッサ地域や北コーカサスのモルドヴァの村でも民話を収集し、多数の研究成果を発表し高い評価を受ける。民間伝承の分野で一連の研究の取り纏めに貢献。2021年12月、首都キシナウにて逝去。享年92歳
雨宮 夏雄 (アメミヤ ナツオ)  
慶應大学卒、1973年同大学院法学研究科修了、国際交流基金に入職。在米国ニューオーリンズ総領事、国際交流基金理事を経て、2009年秋より在ルーマニア特命全権大使。2012年帰国し、翌年国立愛媛大学国際連携推進機構客員教授。2014年12月一般社団法人モルドバジャパン代表理事。2022年4月より同法人顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)