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コルトー=ティボー=カザルス・トリオ 二十世紀の音楽遺産

出版社名 春秋社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-393-93227-8
4-393-93227-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 195,57P 20cm

商品内容

要旨

アルフレッド・コルトー(ピアノ)、ジャック・ティボー(ヴァイオリン)、パブロ・カザルス(チェロ)が結成した三重奏団。卓越した演奏技術を持ち、深い友情で結ばれていた類まれなるアンサンブルの軌跡を、最新の資料や研究をもとに概観してゆく。室内楽史に燦然と輝くピアノ三重奏団の歩み。

目次

第1章 トリオ以前のコルトー、ティボー、カザルス―パートナーを求めていた三人の若きスターたち
第2章 室内楽、テニス、社交界―トリオ結成
第3章 三重奏の起源―その形態と様式の成立と変遷
第4章 トリオ組曲、あるいはコンセンサス協奏曲
第5章 「友情の喜び、音楽の喜び!」―トリオ前期(一九〇六~一四)
第6章 「生きがいともいうべきもの」―トリオ後期(一九二一~三四)
第7章 金銀財宝―トリオのレパートリーとレコード
第8章 報道を通して見たトリオ―批評概観
第9章 トリオ後のコルトー、ティボー、カザルス―別離、不和、和解
おわりに コルトー=ティボー=カザルス・トリオの後継者たち

著者紹介

アンセルミニ,フランソワ (アンセルミニ,フランソワ)   Anselmini,Fran〓ois
歴史学教授資格取得。カーン大学歴史・領土・記憶研究チーム客員研究員
ジャコブ,レミ (ジャコブ,レミ)   Jacobs,R´emi
パリ国立高等音楽院卒、高等研究実習院音楽学博士課程修了。EMIクラシックスのコレクションディレクターとして、ジョルジュ・シフラ、サンソン・フランソワ、アルフレッド・コルトー、イヴ・ナット、マルセル・メイエ、アルド・チッコリーニの復刻CD全録音集などを手がけた。『エイトル・ヴィラ=ロボス(仮)』(ブルー・ニュイ社、2010年)を執筆するなど、現在は音楽学研究に専念
桑原 威夫 (クワバラ タケオ)  
1962年神奈川県藤沢市生まれ。1993~98年フランス・リヨン滞在。1999年より在日フランス大使館広報部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)