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虚空の人 清原和博を巡る旅

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-391576-0
4-16-391576-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 297P 20cm

商品内容

要旨

なぜ、清原和博に引き寄せられるのか。憂鬱に苛まれながらなぜ、その内面を探る旅を続けるのか。堕ちた英雄の4年間にわたる光と闇を追った大宅賞作家の新境地!

目次

プロローグ こだま六八四号
第1章 甲子園の祈り
第2章 怪物
第3章 祭りのころ
第4章 脱走
第5章 虚空の人

出版社・メーカーコメント

【大宅賞受賞『嫌われた監督』著者による最新作!】  なせ?、清原和博に引き寄せられるのか? その内面 を覗いてみたいという衝動に駆られるのか? 清原か?覚醒剤取締法違反の容疑て?逮捕された後、初めて接点をもっ た著者は、堕ちた英雄の心に空いた穴=虚空を巡る旅に出た。 前人未到の 13 本塁打を放った甲子園のヒーローの残像、いまた?心に傷跡として残るKKト?ラフトの悲劇、岸和田て?の少年時代......。かつてのスーハ?ースターのルーツをたと?り、関わった人々の証言を聞くにつれ明らかになったのは、 清原和博という男の“弱さ”と“矛盾”た?った。  清原か?覚せい剤取締法違反て?逮捕されてから、 執行猶予か?明けるまて?の4年間を追い続けた筆者による傑作ノンフィクション。スホ?ーツ紙記者を辞め、フリーとして執筆活動を始めた鈴木忠平か?清原とと?う 対峙したかを記しつつ、清原という存在に惹きよせられ、 翻弄された人々の視点を通して『虚空の人』が浮き彫りになる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次第に近つ?いてくる灯りか?私には清原に思えた。独り踏み出 したは?かりの書き手の目の前に運命的に現れた対象て?あった。 おそらく、あの光にたと?りつくまて?の道のりに書くへ?き物語か? ある?―そのときの私はまた?、そう信し?ていた。 (「フ?ロローク? こた?ま六八四号」より)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

著者紹介

鈴木 忠平 (スズキ タダヒラ)  
1977年、千葉県生まれ。愛知県立熱田高校から名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年間経験した。2016年に独立し2019年までNumber編集部に所属。現在はフリーで活動している。『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』でミズノスポーツライター賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)