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論争関ケ原合戦

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-10-603887-7
4-10-603887-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 268P 20cm

商品内容

要旨

「淀殿や三奉行は三成派」「直江状は偽書」「小山の評定は後世の創作」「戦は一瞬で終わった」「関ヶ原は戦場ではない」「問い鉄砲はなかった」等々。日本史上最大の野戦は四百年を経た今も、それについて激しい論戦が繰り広げられている。そのうち、近年注目を集めた新知見を本分野の第一人者である著者がひとつひとつ吟味しながら、総合的な歴史像を構築する。

目次

第1章 秀吉の死―豊臣政権の内部矛盾
第2章 関ヶ原前夜の政治抗争
第3章 会津征伐
第4章 三成の挙兵と小山の評定
第5章 西軍の展開と全国各地の戦い
第6章 東軍の展開と家康の戦略
第7章 関ヶ原合戦
第8章 合戦後の国制

出版社・メーカーコメント

通説・俗説・珍説を徹底論破! 「天下分け目の戦い」の真相を解明する。「淀殿や三奉行は三成派」「直江状は偽書」「小山の評定は後世の創作」「戦は一瞬で終わった」「関ヶ原は戦場ではない」「問い鉄砲はなかった」……。四百年を経た今も日本史上最大の野戦について激しい論戦が繰り広げられている。そのうち、注目を集めた新知見を、第一人者である著者が吟味し、総合的な歴史像を構築する。

著者紹介

笠谷 和比古 (カサヤ カズヒコ)  
1949年神戸生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。博士(文学)。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は歴史学、武家社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)