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米国の陪審

出版社名 勁草書房
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-326-40408-7
4-326-40408-6
税込価格 10,450円
頁数・縦 460P 22cm

商品内容

要旨

1950年代の米国で刑事陪審裁判を担当した裁判官を対象に、大規模な質問票調査が行われた。その回答を量的・質的に分析し、裁判官と陪審の不一致原因を丹念に明らかにしていく。米国における刑事陪審裁判の全貌を描き出すとともに、陪審の意義を裁判制度全体の中に位置づける。社会科学的研究の出発点となった法社会学の古典的名著。

目次

問題とその伝統
合衆国における刑事陪審の広がり
方法論:サンプル
方法論:リサーチ・デザイン
陪審と裁判官の不一致の基本的パターン
特定の犯罪における不一致のパターン
方法論:説明の論理
裁判官と陪審の不一致の理由:概観
裁判官だけが知っていた事実
証拠の解剖〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

「陪審」研究の古典中の古典!職業裁判官と陪審で、判断の不一致がなぜ生じるのか?徹底的な質問調査から読み解いた、記念碑的研究。1950年代の米国で刑事陪審裁判を担当した裁判官を対象に、大規模な質問調査が行われた。その回答を量的・質的に分析し、裁判官と陪審の不一致原因を丹念に明らかにしていく。米国における刑事陪審裁判の全貌を描き出すとともに、陪審の意義を裁判制度全体の中に位置づける。社会科学的研究の出発点となった法社会学の古典的名著。【原著】Harry Kalven, Jr. and Hans Zeisel, The American Jury, Phoenix edition(The University of Chicago Press, 1971)

著者紹介

カルヴァン,Jr.,ハリー (カルヴァン,JR.,ハリー)   Kalven,Jr.,Harry
1914‐1974。シカゴ大学教授
ザイセル,ハンス (ザイセル,ハンス)   Zeisel,Hans
1905‐1992。シカゴ大学教授
村山 眞維 (ムラヤマ マサユキ)  
明治大学名誉教授。東京大学法学部卒業、法学博士(東京大学)。千葉大学教授を経て、明治大学教授、千葉大学名誉教授。専門は法社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)