兵士の革命 1918年ドイツ
ちくま学芸文庫 キ33−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-51131-7
(4-480-51131-8) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 420,28P 15cm |
商品内容
要旨 |
第一次世界大戦末期の1918年11月、キール軍港で勃発した水兵蜂起は、海軍から陸軍へ、さらに一般民衆を巻き込みながら国内全域へと広がっていく。この「ドイツ革命」は、世界にその国力を誇った帝政ドイツに終焉をもたらし、以後ドイツは、ヴァイマル共和国、ナチス政権と、短期間で大きく国制を変えていくことになる。その出発点たる「革命」は、いかなる性格のものであったのか。本書は、“兵士の革命”を、軍内部を軸として詳細に分析し、その後のドイツ史と20世紀ヨーロッパ史全体へとつなげる野心的な試みである。 |
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目次 |
序章 問題の所在と課題(ドイツ革命史研究の現状 |
出版社・メーカーコメント
キール軍港の水兵蜂起から、全土に広がったドイツ革命。軍内部の詳細分析を軸に、民衆も巻き込みながら帝政ドイツを崩壊させたダイナミズムに迫る。