• 本

三、四子局のセオリー

碁楽選書

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-488-00122-3
4-488-00122-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

乱打戦を避けて、大局を観る。置碁の技術は、本質的には互先と変わりない。けれど戦術的な選択には違いがある。

目次

第1章 四子局の技法(ヒラキの意図
カカリの応手
カタツキ ほか)
第2章 三子局の技法(上手の常用手法
古い定石だが
カカリの意図 ほか)
第3章 置碁実戦エピソード(筆者の常用布石
AIが嫌いな形
不安定な石を作る作戦 ほか)

出版社・メーカーコメント

置碁でも三、四子局となると、技術的には互先と変わらない。しかし置碁の黒番は棋力が白番より落ちる為、複雑で難しい形を避けるのが、戦いの要領と言える。上手の腕力が発揮できるような場所を減らして、地合いで優位を確立していくのが賢明な戦略である。自分が有利な場所、不利な場所を判断して、強く戦える場所では戦うというメリハリをつける。その為には本書によって実戦でよく出来る形と常用手段を身につけることが肝要である。

著者紹介

鄭 壽鉉 (チョン スヒョン)  
1956年韓国全羅北道南原市生まれ。2004年マキシム杯入神最強戦ベスト8。1997年から明智大学の囲碁学科教授。これまで約40冊の本を執筆
洪 敏和 (ホン ミンファ)  
1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始める。韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む運に恵まれる。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表。囲碁を通じて人の輪が広がるのを願う囲碁ファンの一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)