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戦後沖縄生活史事典 1945−1972

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-642-01482-3
4-642-01482-9
税込価格 8,800円
頁数・縦 484P 23cm

商品内容

要旨

一九四五年四月一日の米軍の沖縄本島上陸から、一九七二年五月十五日の沖縄返還まで、二七年に及ぶ苦難の生活に焦点を絞った画期的事典。政治・経済・社会・事件・交通・メディア・娯楽・食・伝統工芸品など、沖縄の人びとの生産および生活と深くかかわりがある一一一項目を解説。各項目に関連する一〇二からなるコラムを随所にちりばめ、当時の生活をより具体的に捉えることができる。項目解説の最後に、本文理解を深める参考文献・資料が充実。巻末には索引を付載し、検索の利便性を高める。

目次

軍作業
米軍の犯罪・事故
収容所の暮らし
戦争孤児
戦災孤児問題・孤児院
混血児・無国籍児問題
収容所の中の青空教室
戦後メディア界の流れ/新聞・ラジオ・テレビ
立ち上がる女性たち/沖縄婦人連合会の結成と活動
復帰運動の高揚〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

米軍統治下の戦後沖縄で、激動の波に翻弄(ほんろう)されながらもたくましく生きた人びとの暮らしを知る事典。大戦末期の米軍本島上陸から二十七年後の沖縄返還まで、生活に深く関わった出来事一一一項目を取り上げ、政治・経済・社会・事件・娯楽・食・伝統工芸品など多彩なテーマで紹介。随所にコラムをちりばめ、利便性を高める参考文献や索引を付載する。

著者紹介

川平 成雄 (カビラ ナリオ)  
専攻、沖縄社会経済史。1949年沖縄県与那国島に生まれる。2022年没、元琉球大学教授
松田 賀孝 (マツダ ヨシタカ)  
専攻、社会経済史・社会経済思想史。1934年沖縄県那覇市に生まれる。2017年没、元琉球大学教授
新木 順子 (アラキ ジュンコ)  
専攻、哲学・社会思想史・女性問題。1946年兵庫県川西町に生まれる。2000年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程後期単位取得退学。元琉球大学・沖縄大学・沖縄国際大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)