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怖い家 伝承、怪談、ホラーの中の家の神話学

出版社名 原書房
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-562-07202-6
4-562-07202-4
税込価格 2,530円
頁数・縦 229P 20cm

商品内容

要旨

今昔物語集、白雪姫のこびとの家、屋敷神、マハーバーラタの血族、天空の城ラピュタ、奇子…神話や昔話から現代のフィクションまで家をめぐる恐怖が表すものは何なのか、神話学から読み解く。

目次

序章 怪異が出現する家
第1章 異界の家―母胎と富
第2章 生まれなおす家―娘から女へ、少年から英雄へ
第3章 呑みこむ家
第4章 閉じこめられる―閉鎖空間としての家
第5章 「イエ」の継続と断絶
終章 家は生きている

出版社・メーカーコメント

世界の神話や昔話などの伝承、現代のフィクション作品に見られる、家をめぐる怖い話の数々。そこに「いる」のは、そして恐怖をもたらすのは、人々にとって家とは何なのか。好評既刊『怖い女』に続く、怪異の神話学。

著者紹介

沖田 瑞穂 (オキタ ミズホ)  
兵庫県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。神話学研究所を主宰。専門はインド神話、比較神話(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)