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日本とロシアの近現代史

PHP新書 1319

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-569-85279-9
4-569-85279-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 219P 18cm

商品内容

要旨

幕末に和親条約が結ばれて以降、日本とロシア(ソ連)の間では、衝突が繰り返されてきた。日露戦争、シベリア出兵、ノモンハン事件、そして第二次世界大戦における満洲、樺太、千島での戦い…これらの衝突は、なぜ起こったのか。両国にはどんな思惑があり、いかなる戦いが行なわれ、何が明暗を分けたのか。ターニングポイントにおいて、この国を守るため、日本人としての矜持を示した有名無名の人びとに光を当てつつ、日本とロシアの近現代史を解説。将来の両国関係の在り方を考えるとともに、日本にとって身近な大国である「ロシアの本質」に迫る。

目次

第1部 日露関係史と「ロシアの特質」(通史 戦争と協調を経て…波乱の百五十年をたどる
日本人が知っておくべき「ロシアの特質」)
第2部 幕末から日露戦争へ(戦略を左右した「大国ロシア」の幻影
総論 国家の存立を賭け、「無法な大国」に挑んだ明治の日本人
黄海海戦 丁字戦法失敗!苦い勝利をむしろ天祐に―秋山真之 ほか)
第3部 日露戦後から第二次大戦へ(秘話 国を超えて奏でられた音楽…ハルビン交響楽団の軌跡
ノモンハン事件 日本軍の敢闘とソ連の謀略…それは歴史の一大分岐点だった
満洲、樺太、千島…ソ連軍の不法侵攻と、迎え撃つ日本軍の作戦 ほか)

出版社・メーカーコメント

幕末に和親条約が結ばれて以降、日本とロシア(ソ連)の間では、衝突が繰り返されてきた。日露戦争、シベリア出兵、ノモンハン事件、そして第二次世界大戦における満洲、樺太、千島での戦い……これらの衝突は、なぜ起こったのか。両国にはどんな思惑があり、いかなる戦いが行なわれ、何が明暗を分けたのか――。月刊誌『歴史街道』掲載記事からテーマに沿った論考を抜粋。ターニングポイントにおいて、この国を守るため、日本人としての矜持を示した有名無名の人びとに光を当てつつ、日本とロシアの近現代史を解説。将来の両国関係の在り方を考えるとともに、日本にとって身近な大国である「ロシアの本質」に迫る。【本書の構成】●第1部 日露関係史と「ロシアの本質」●第2部 幕末から日露戦争へ●第3部 日露戦争から第二次世界大戦へ【執筆者(五十音順)】●相原秀起、麻田雅文、池田嘉郎、岡部伸、河合敦、喜多由浩、戸高一成、中西輝政、中山隆志、早坂隆、原剛