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遺跡発掘師は笑わない 〔16〕

榛名山の眠れる神

角川文庫 く35−16

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-04-112953-1
4-04-112953-2
税込価格 726円
頁数・縦 282P 15cm
シリーズ名 遺跡発掘師は笑わない

商品内容

要旨

榛名山噴火の災害遺構から出土した千両箱が行方不明に。独自に調査していた萌絵は「強心隊」と名乗る集団に行きつくが、根城に軟禁されてしまう。彼らの目的は一体―?一方“鬼の手”を失った無量は、遺物の声を聞くこともできず、無力感を噛みしめていた。頼りの忍も千両箱盗難の参考人として警察署に連れて行かれ…。「開けると山が噴火する」という千両箱を奪取せよ!神の眠る火山をめぐる、壮大な歴史ミステリ。

出版社・メーカーコメント

〈鬼の手〉は死んだ――力を失った天才発掘師が、己の夢と未来に向き合う!榛名山の噴火で埋まった災害遺構の発掘調査中、「千両箱」が出土した。しかし中から出てきたのは古墳時代の遺物。無量、萌絵、忍は遺物の謎を追うが、萌絵が「強心隊」を名乗る謎の組織に攫われ――!?

著者紹介

桑原 水菜 (クワバラ ミズナ)  
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)