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ワン、ツー、スリー、フォー ビートルズの時代

出版社名 白水社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-560-09897-4
4-560-09897-2
税込価格 8,800円
頁数・縦 713,11P 22cm

商品内容

要旨

時系列を大胆に再構成し、四人の生きた時代、彼らと関わった人々の人生を万華鏡のように描き出す150章。英国の著名な諷刺作家による、悲喜こもごものポートレート。

目次

「エプスタインさん、いったいどうしてこんなところへ?」
ジョンは火、ポールは水
ポールの両親のなれそめ(ひょっとすると その1)
ビートルズ名所巡り リヴァプール篇 その1
ジョンとポールのなれそめ
ビートルズ名所巡り リヴァプール篇 その2
ジョンとポールを結ぶ糸
ジュリアの愛人そして最期
ポールが落第し、ジョージと知り合う(ひょっとすると その2)
食品包装係の名前が空港につくまでの経緯〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

ピーター・バラカン氏推薦! 異色のビートルズ伝 時系列を大胆に再構成し、多種多様なエピソードをモザイク状に配置しながら、4人の生きた時代、ビートルズと関わった人々の人生を万華鏡のように映し出す。英国の著名なジャーナリスト、諷刺作家による悲喜こもごものポートレート。 長短さまざまな150章から成る本書は、数あるビートルズの伝記、関係者の回想録、インタビュー、日記、ファンレター、同時代の報道など膨大な資料から目ぼしい記述や発言を選りすぐり、著者自身のルポや思い出、噂話、架空の話も交えて、独自の視点で編まれたもの。第一章は伝説的なマネージャー、ブライアン・エプスタインが初めてビートルズの演奏を聴きに行く運命的なシーンで幕を開け、続く章からはエピソード同士がゆるやかに連なり、ときに思わぬ展開を見せ、読者を驚かせる。 著者一流の諷刺とユーモアを散りばめ、ビートルズの人と音楽、同時代への影響を多種多様な人々の声に語らせ、浮き彫りにする。「ビートルズがあまりに明るく輝いたため、誰でもその光線に当たった者は、それがたとえほんの一瞬だったとしても、ビートルズ神話の一部になる」(本書より)。2020年度ベイリー・ギフォード賞受賞作。

著者紹介

ブラウン,クレイグ (ブラウン,クレイグ)   Brown,Craig
1957年生まれ。イートン校およびブリストル大学で学ぶ。フリーランスのジャーナリストとして「ガーディアン」「タイムズ」「スペクテイター」「デイリー・テレグラフ」等に寄稿。英国の名物雑誌「プライヴェート・アイ」に長年パロディのコラムを執筆。2012年刊のコラム集One on One(アメリカ版はHello Goodbye Hello)は「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーにランクインし、10か国で翻訳された。ビートルズ解散から50年の節目となる2020年に刊行された本書は大きな反響を呼び、同年のベイリー・ギフォード賞に輝いた
木下 哲夫 (キノシタ テツオ)  
1950年生まれ。京都大学経済学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)