遊歴算家・山口和「奥の細道」をゆく
ちくま学芸文庫 ナ33−1 Math & Science
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-480-51146-1
(4-480-51146-6) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 450P 15cm |
商品内容
要旨 |
中国から輸入された数学的知識は、江戸時代には「和算」として大きく花開き、後期になるとその愛好者は、地方や庶民層にまで及んだ。その牽引車となったのが、旅をしながら数学を教えた遊歴算家だった。当時の主流、関流の実力者・山口和が遺した遊歴の記録『道中日記』をもとに、数学の魅力や愛好者たちの思い、さらに歌枕を訪ねた芭蕉との共感まで含めて、主人公の人間的成長を生き生きと描いた和算時代小説。文庫オリジナル。 |
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出版社・メーカーコメント
全国を旅し数学を教えた山口和。彼の道中日記をもとに数々のエピソードや数学愛好者の思いがちりばめられた和算小説。文庫オリジナル。解説 上野健爾