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その働き方、あと何年できますか?

講談社+α新書 857−1C

出版社名 講談社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-06-528511-4
4-06-528511-9
税込価格 968円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

必要なのは、会社に言われる「労働生産性」より、ぼくらの「自己生産性」だ!お金、スキル、自己実現、すべてを手にする、「目的を失った時代」のための新ルール。

目次

第1章 生産性が向上したらあなたの「給料」は上がるか?
第2章 ぼくらが目指してきた「正解」が消えた
第3章 なぜ、ぼくらは「仕事の目的」を失ってしまったのか?
第4章 なぜ、「熱意あふれる社員」の割合が5%なのか?
第5章 ぼくらの働き方は誰が決めるのか?
第6章 こんな時代だから、フロンティア・ニーズがある
第7章 やりがいなき時代に「自己生産性」を上げる
第8章 よいシナリオを持てば、今が変わる

出版社・メーカーコメント

成功者とつきあうとなぜ成功者になれるか、でも誰でもその方程式が当てはまるわけではありません。結果が出せる人とそうでない人の違いは、運や努力だけではないのです。あなたの「働き方」を変革するポイントもここにあります。 著書累計180万部にのぼるビジネス書作家が、ベストセラー『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』に続き、いよいよやりがいが見いだしにくい日本の働く現場で、豊かに働く方法を指南します。 結論から言うと、企業の労働生産性ではなく「自己生産性」を上げるのが、自分も周りも豊かになれる「働き方」です。自分に「自己生産性」がついてきているかの目安は、・経済状態を改善させられているか・自己存在感をより認識できるか・回避能力が身についてきたか・他の選択肢を用意できているか、です。 今は、働く「目標」が失われた時代と言えます。「収入」が働く目的というのも当然でしょう。かつては何でも不足だらけの社会で、テレビやウォークマン、携帯電話など、開発に携わったら自分の仕事で明らかに生活は変わり、成果も実感しやすい社会でした。今はほとんどの「大きな不足」は解決済みで、意義や利幅の薄い商品ばかりと言っていいでしょう。経済学者のケインズが、「人は週15時間働くだけで十分」という予言と真逆の状況が今の日本。仕事のための仕事が作り出され、長時間労働は変わらず、しかも日本の給料は成果を上げても変わらない仕組みです。とはいっても、「自己生産性」を高めるために「もっと頑張る」は最悪の手。突破口は「まずい働き方」の価値観(思い込み)から離れて、新しいシナリオを持つこと。そうすれば、働くのは苦しいことでも、仕方のないことでもなく、人生の目的のひとつになるでしょう。

著者紹介

木暮 太一 (コグレ タイチ)  
ビジネス書作家、出版社経営者、投資家。1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)