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日本近・現代史研究入門

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-00-061561-7
4-00-061561-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 348P 21cm

商品内容

要旨

日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために。そして、歴史学の研究がどのようにおこなわれているのかに興味をいだく、すべての人へ。テーマの決め方、史料について、調査の方法、目次のつくり方など研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。心配無用、これで論文は書ける。

目次

はじめに 何が悲しくて研究するのか?
第1部 研究を始めよう―論文を書き終えるまで 松沢裕作 高嶋修一(とりあえずテーマを決める
先行研究をつくる
史料とは何か
データベースを使う
所蔵機関を探して訪ねる
史料を読む
目次構成を考える
書く)
第2部 先行研究の見方―あなたはどこにいるのか(総論―研究者たちは何に関心を持ってきたのか
近代と現代―いまひとたびの時代区分論
政治史1―政党政治研究の意義と昭和史研究への課題
政治史2―政治史研究の射程の広がり
経済史―経済活動のありようを通して社会の変容を捉える
農業史―なぜ地主制が重要だったのか
民衆史・社会史1―「民衆」の歴史叙述―明治期の民衆運動を描く
民衆史・社会史2―「いま」を知るための現代史
女性史・ジェンダー史―家族・女性運動・性売買を軸として
都市史1―複数の波が生んだ大きな潮流
都市史2―「都市史の自立」とその展開
植民地研究―「植民地性」を探求する学問
日本政治思想史―用法用量を守って正しくお使いください
歴史社会学―歴史学から近くて遠い社会科学
むすびに 卒論のその先へ)

出版社・メーカーコメント

日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために――。テーマの決めかた、史料について、調査の方法、目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。必要なことは、この一冊で分かる!

著者紹介

松沢 裕作 (マツザワ ユウサク)  
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授
高嶋 修. (タカシマ シュウイチ)  
1975年生まれ。青山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)