SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学
出版社名 | 日本能率協会マネジメントセンター |
---|---|
出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-8005-9045-9
(4-8005-9045-0) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 265P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 1933年創業の大手電気機器メーカー、オムロンの創業者、立石一真は1970年、同社中央研究所のメンバーたちとともに、2033年ごろまでの科学・技術・社会の未来予測を行う、壮大な「SINIC(サイニック)理論」を構築した。原始時代まで遡り、社会の変遷を理論づけたものであり、10段階の発展段階説を提示している。本書は、オムロン発のSINIC理論の概説書。その中身とともに策定までの経緯、現状に合わせたアップデート案などを詳しく解説している。経営にあたって、一つ頼りになる「法則」を持たなければならないと考えた立石一真は、ダーウィン進化論の「適者生存の法則」に発想を得る。生物進化のように環境変化に耐えられた者だけが生き残り、繁栄するというもので、立石はそれを企業経営に当てはめた。すなわち、変化する社会の要望(ソーシャル・ニーズ)を的確に捉え、あるいは予測して、それを新技術や商品開発に活かし、差別化を図ろうとした。そのために作られたのが「SINIC理論」だ。著者は、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(HRI)代表取締役社長・所長。SINIC理論に基づいた未来社会研究に従事している。 |
商品内容
要旨 |
先行きの見えない時代、でも、安心してほしい―明るい未来はすぐそこにある。100万年の人類史を俯瞰して導き出した2022年以降のシナリオ。 |
---|---|
目次 |
第1章 未来を考えるということ |
出版社・メーカーコメント
「SINIC理論(サイニック)」、オムロンの創業者・立石一真が提唱した「未来予測理論」。1970年当時、パソコンやインターネットも存在しなかった高度経済成長の真っ只中であったにも関わらず、情報化社会の出現など、21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出していることから、今、注目を集めている。 本書は、そんなSINIC理論の概要をまとめた初の書籍である。