働く母親と階層化 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-326-60355-8
(4-326-60355-0) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 232P 22cm |
商品内容
要旨 |
「新自由主義的母性」を喧伝する女性活躍政策は何をもたらすのか。非正規/大企業総合職/専門職など、多様な「働く母親」へのインタビューから浮かび上がる差異とは。ジェンダー、労働、教育、家事、格差…日本社会の問題が交錯し凝縮する「母親」という結節点。 |
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目次 |
働く母親と階層化 |
出版社・メーカーコメント
多様な背景をもつ母親たちのリアルな語りを収集・分析。働く母親の多義性と格差を明らかにし、女性たちの困難をめぐる課題を提起。 就学前の子をもつ母親たちは働きながら子育てをすることの困難をどのように経験し、仕事と育児・家事のバランスをどのように交渉しているか、またそのありようは階層によってどのように異なるか。これまで高学歴世帯に偏った視点で語られてきた問題を階層的視点から捉え直し、母親業という困難な営みをめぐる課題を提起する。