• 本

ラスト・ラブレター 最後の恋文

徳間文庫 ひ17−3 トクマの特選!

出版社名 徳間書店
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-19-894784-2
4-19-894784-8
税込価格 1,056円
頁数・縦 539P 15cm

商品内容

要旨

“人はどこまで純粋な愛を貫けるのか?”天涯孤独の江戸指物職人・村野清雄。その卓越した才能とストイックな人柄に惹かれた美しき家具店主・佐竹阿見子。あえて男女の仲を避けて過ごした二十年間―見守ることに捧げた人生の末、届けられた「最後の恋文」とは?“世界一の熱愛”『ジェームス山の李蘭』から十年。究極の「無償の愛」を描いた名作。

出版社・メーカーコメント

〈人はどこまで純粋な愛を貫けるのか?〉 天涯孤独の江戸指物職人・村野清雄。その卓越した才能とストイックな人柄に惹かれた美しき家具店主・佐竹阿見子。あえて男女の仲を避けて過ごした二十年間──見守ること捧げた人生の末、届けられた「最後の恋文」とは? ”世界一の熱愛”『ジェームス山の李蘭』から十年。究極の「無償の愛」を描いた名作。 初文庫化。(『最後の恋文 ミオ・パトローノ』改題) 〈目次〉第一章 小夜子という女第二章 ひとり立ち第三章 パートナー誕生第四章 一番町の工房第五章 幼い愛第六章 ヴーヴ・クリコ第七章 青い挑戦第八章 アルチザン志願第九章 月見の宴第十章 秘密の写真第十一章 隠居との取引第十二章 茜の後悔第十三章 ガラスへの道第十四章 ヴェネツィアからの手紙第十五章 ブレルのように第十六章 カナル・グランデ第十七章 最後の恋文あとがき解説 美村里江

著者紹介

樋口 修吉 (ヒグチ シュウキチ)  
1938年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部・同法学部を卒業。三井物産勤務の後,ヨーロッパ・南米などを旅浪。81年『ジェームス山の李蘭』で第36回小説現代新人賞を受賞し文筆活動に入る。同作は第90回直木賞候補にも挙げられる。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)