• 本

関ケ原島津退き口 義弘と家康−知られざる秘史

ワニブックス|PLUS|新書 367

出版社名 ワニブックス
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-8470-6681-8
4-8470-6681-2
税込価格 990円
頁数・縦 318P 18cm

商品内容

要旨

西軍が敗走するなか、島津義弘率いるわずかな軍勢は故国をめざし、敵中突破を敢行する。それはまさに決死の軍事行動、世に名高い、“島津の退き口”である。残された兵士の手記をはじめ、数多の史料をひもとき、世界史でも前代未聞の前進退却戦の全貌を描く。なぜ、かくも少数の将兵のみで関ヶ原に参戦していたのかという疑問、義弘と家康の、じつは密接な関係、退き口を彩った人物などに触れる。日本戦史上、奇跡的な脱出行“島津の退き口”の全貌に迫る決定版。

目次

はじめに 『旧記雑録』の世界
第1章 関ヶ原前夜の島津氏
第2章 義弘はなぜ西軍に加わったのか
第3章 島津勢は二番備えだった
第4章 退き口決行―前代未聞の前進退却戦
第5章 島津勢の退き口ルートを探る
第6章 亀寿奪還から帰国へ
第7章 退き口を彩る人物列伝
おわりに 退き口の総決算と義弘のその後
補論 家康と島津氏の意外に深い関係

出版社・メーカーコメント

西軍総崩れの中、島津義弘隊は、敵中突破を敢行。世にいう「島津の退き口」。世界でも類を見ない撤退戦の全貌を描く。意外な家康との関係も記す。

著者紹介

桐野 作人 (キリノ サクジン)  
1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。歴史関係の出版社編集長を経て独立。戦国・織豊期や幕末維新期を中心に執筆・講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)