• 本

小説作法の殺人

出版社名 祥伝社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-396-63634-0
4-396-63634-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 392P 19cm

商品内容

要旨

突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい―。依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、理沙が小説教室で提出した作品『失踪』を渡される。誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力…。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく…。

出版社・メーカーコメント

「わたしは、さらわれた子ども」――小説家志望の美女の不審死。遺作『失踪』に隠された忌まわしき記憶。偽りの素性に即製探偵コンビが挑む! 元「小説新潮」編集長が満を持して放つ、完璧なミステリー! 突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい――。依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、小説教室で理沙が提出した課題作品『失踪』を渡される。誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力……。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく……。

著者紹介

免条 剛 (メンジョウ ゴウ)  
1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1973年、新潮社入社。月刊「小説新潮」元編集長。2014年から19年まで京都造形芸術大学文芸表現学科教授。19年より「京都文学賞」選考委員。校條剛名義の著作のうち、『ぬけられますか―私漫画家滝田ゆう』で大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)