〈実存哲学〉の系譜 キェルケゴールをつなぐ者たち
講談社選書メチエ 772
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2022年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-529017-0
(4-06-529017-1) |
税込価格 | 1,815円 |
頁数・縦 | 234P 19cm |
商品内容
要旨 |
「実存」とは、不安や孤独、絶望のなかで、主体的に自己のあり方を自由に決断する人間のことだ。その概念の創始者キェルケゴールは、死後五〇年を経て、ハイデガー、ヤスパース、サルトルらに再発見された。しかし、ソクラテスに連なる“実存哲学”の真の後継者は、意外なことにウィトゲンシュタインだった―。哲学者たちの著作や日記から、彼らの人生を丹念にたどり、キェルケゴールの真意がウィトゲンシュタインの哲学に昇華するまでの軌跡を鮮やかに描き出す。理論ではなく、生き方の根幹に関わる哲学がここにある! |
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目次 |
第1部 哲学史の中のキェルケゴール(実存哲学について |
出版社・メーカーコメント
〈実存哲学〉の真の後継者は、意外にもウィトゲンシュタインだった――。西洋哲学の地下水脈を探査する、渾身の思想ドラマ!