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あじわう文学レッスン 文字と符号からひも解く小説のしくみ

出版社名 雷鳥社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-8441-3789-4
4-8441-3789-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

小説を「軽く」読むのはもったいない―国際バカロレアの文学教師が、近現代の文学作品をミクロとマクロの視点で読み解きながら、面白さのワケを探る。

目次

第1章 「文字」と「符号」の科学―表現の扉を開く
第2章 「静」と「動」の美学―文の構造がもたらすもの
第3章 「場の雰囲気」を生みだすトリック―感情の「熱」と「冷」
第4章 「リアリティー」を求めて―描写のメカニズム
第5章 「語る」行為―さまざまな語り手をめぐって

出版社・メーカーコメント

『やさしい文学レッスン』に続く【文学レッスンシリーズ第2弾目】。芥川賞・直木賞受賞作家の人気作品や、誰もが知る近現代文学作品を「ミクロ」と「マクロ」の視点でじっくり読み解く。文章の工夫・作家の意図・場面の演出・語り手の力など様々な切り口で作品を考察し、文学をより味わい深く楽しむための入門書。・ひらがな、漢字、カタカナ、ある場面で選択する文字が作品の印象をガラリと変える?・サスペンスやユーモア、緊張感を演出するムードはどうやって作り出されている?・なぜ私たちは、小説を読むとハラハラドキドキするのか?・意図的に挿入される長文や短文などはどんな効果をもたらすのか? etc...

著者紹介

小林 真大 (コバヤシ マサヒロ)  
山形県生まれ。早稲田大学卒業。IB JAPANESEオンラインスクール代表。現在インターナショナルスクールで国際バカロレアの文学教師を勤める。また、オンラインで海外子女への指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)