• 本

エセル中田とハワイアン・ミュージック THE LIFE OF ETHEL

出版社名 シンコーミュージック・エンタテイメント
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-401-65289-1
4-401-65289-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 247P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

世界400ヵ国で愛された伝説のラジオ番組『ハワイ・コールズ』に日本人として初めて出演、ハワイアン界の「美空ひばり」と謳われた歌手・エセル中田。戦後進駐軍の時代から、裕次郎、ザ・ピーナッツ…昭和の華やかな芸能界まで、ハワイアン・ミュージックとともに歩んだエセル中田初の自叙伝。

目次

第1章 日本のハワイアン音楽を創った方達
第2章 嶋岡美穂子とクイーン・シスターズと私
第3章 ハワイ・コールズ
第4章 ハワイのミュージシャンの方達との想い出
第5章 芸能界の方達との想い出
第6章 ゆかりの方々

出版社・メーカーコメント

昭和30年代、日本のハワイアン音楽黄金期に、“夢の島”ハワイの大舞台に立った一人の日本人歌手がいた! 世界400ヵ国で愛された伝説のラジオ番組『ハワイ・コールズ』に日本人として初めて出演、ハワイアン界の「美空ひばり」と謳われた歌手・エセル中田。戦後進駐軍の時代から、裕次郎、ザ・ピーナッツ…昭和の華やかな芸能界まで、ハワイアン・ミュージックとともに歩んだエセル中田初の自叙伝が登場します。日本のハワイアン・ミュージックの最盛期を走り続けたエセル中田自らが綴った文章は、幅広い交友録を中心に当時の模様を生き生きと描き出します。 古きよきハワイアンを愛する方々へ、最高のプレゼントとなる1冊です。 *主な登場人物(敬称略)【日本のハワイアン・ミュージシャン】灰田晴彦・勝彦/カルア・カマアイナス/バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ/ポス宮崎とコニー・アイランダース/大橋節夫とハニー・アイランダース/大塚竜男とパーム・セレナーダス/寺部頼幸、震、恵子の寺部ファミリー/嶋岡美穂子とクイーン・シスターズ ほか 【ハワイのミュージシャン】ウェブリー・エドワーズとハワイ・コールズ/ケント・ジラード/ジェリー・バード/ジョージ・ナオペ/ジェノア・ケアヴェ/ドン・ホー/ノナ&マヒ・ビーマー ほか 【日本の芸能界ほか】石原裕次郎/坂本九/ザ・ピーナッツ/森山加代子/山下敬二郎/加山雄三/高見山/和田弘(マヒナスターズ)/ナット・キング・コール/ミッキー・カーチス ほか

著者紹介

エセル中田 (エセル・ナカダ)  
東京白金生まれ。ハワイ語で唄った「カイマナ・ヒラ」を大ヒットさせ、ハワイアン・ミュージックの人気を日本に定着させたパイオニア的シンガー。姉妹で結成した「クイーン・シスターズ」に高校1年で参加し、ウクレレとヴォーカルを担当。21歳でソロになり、1958年当時日本を代表するハワイアン・バンドと共に日本初のハワイアン・アルバム『ハワイアン・オールスターズ』を制作。その後ハワイアンのネイティブな唄とフラダンスを学ぶためハワイとLAに渡り、6ヶ月滞在した。ハワイ滞在中の1958年には世界中で放送されていたラジオ番組『ハワイ・コールズ』に日本人として初出演し、大絶賛を博した。これによりエセル中田の名前はハワイでも知れ渡るようになり、1993年にはハワイアン・ミュージック普及への貢献により、ハワイ州知事から表彰を受けた。その後も日本を代表するハワイアン・シンガーとして活躍し、制作されたアルバムは30枚を超える。現在はハワイアン・ミュージックの普及とフラ、訳詞及び作詞に更なる情熱をかけ、日本訳詩家協会の理事としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)