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デフレとの20年戦争

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-322-14198-6
4-322-14198-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 331P 19cm

商品内容

要旨

2001年3月の月例経済報告に「緩やかなデフレ」であるという分析が載ってから2021年ですでに20年余り。新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢等による物価上昇、転換期を迎えたデフレとの戦いは終止符を打つのか。日本経済が直面する困難を乗り越えるため、戦うべき真の相手を解き明かす。人気エコノミストが鋭い切り口で語る金融政策と日本経済のこれから。

目次

第1章 20年戦争となったデフレとの戦い
第2章 第一次デフレ戦争(2001年3月〜2006年3月)
第3章 つかの間の休戦と次なる戦いへの道
第4章 終わりのない第二次デフレ戦争の始まり
第5章 アベノミクス登場でデフレ戦争は泥沼の戦いに
第6章 戦線不拡大方針への転換
第7章 短期決戦で臨んだ新型コロナとの戦い
第8章 終結に向かうかもしれないデフレ戦争
第9章 デフレ戦争を終わらせるには

出版社・メーカーコメント

日本経済活性化のために本当に戦うべき相手は何か?◆2001年3月の月例経済報告に「緩やかなデフレ」であるという分析が載ってから2021年ですでに20年余り。金融政策の節目を目前に、これまでの政府・日本銀行の対応を振り返る。◆デフレ期は平和な時代だったのか。データが解き明かす経済状況と政策効果。◆「インフレだが、デフレは脱却していない」という物価判断があり得るのか?◆新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢等による物価上昇、転換期を迎えたデフレとの戦いに終止符が打たれるのか。◆人気エコノミストが鋭い切り口で語る金融政策と日本経済のこれから。 【主要目次】第1章20年戦争となったデフレとの戦い第2章第一次デフレ戦争(2001年3月〜2006年3月)第3章つかの間の休戦と次なる戦いへの道第4章終わりのない第二次デフレ戦争の始まり第5章アベノミクス登場でデフレ戦争は泥沼の戦いに第6章戦線不拡大方針への転換第7章短期決戦で臨んだ新型コロナとの戦い第8章終結に向かうかもしれないデフレ戦争第9章デフレ戦争を終わらせるには

著者紹介

鈴木 明彦 (スズキ アキヒコ)  
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社調査・開発本部調査部研究主幹。早稲田大学政治経済学部経済学科卒、ハーバード大学ケネディ行政大学院卒。1981年に日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。その後1999年に三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社。2009年内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)。2011年同社調査部長を経て2018年より現職。2006〜2008年度神戸学院大学客員教授、2009年度専修大学客員教授、2017年度より青山学院大学非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)