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戦国の〈大敗〉古戦場を歩く なぜ、そこは戦場になったのか

出版社名 山川出版社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-634-59129-5
4-634-59129-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 177P 19cm

商品内容

要旨

“大敗”の現場で探る、戦国時代の記憶。

目次

第1章 いざ、桶狭間(桶狭間への旅
戦いへの経緯 ほか)
第2章 いざ、人取橋(人取橋への旅
戦いへの経緯 ほか)
第3章 いざ、耳川・高城(耳川・高城への旅
高城周辺のロケーション ほか)
第4章 いざ、三方ヶ原(三方ヶ原への旅
戦いへの経緯 ほか)
第5章 いざ、長篠(長篠への旅
境界の地・長篠 ほか)

出版社・メーカーコメント

古戦場は、後世の人々の強い思いが充満した空間であるだけに、ただ現地を訪れるだけだと、そんな強い思いに触れるのみで終わってしまう。けれども、現場に立って、アンテナの角度を少し変えて土地の記憶に耳を傾けてみると、当時の人々が行き交う様子が見えてくる。そのうえで、なぜそこが戦場となり、軍勢がどう動き、どのような勝敗がついて、そして後世にどのように語られたのか。古戦場、それも〈大敗〉がおこった古戦場を著者が訪れ、現地の地形や現在の景観、そして史料や地図から浮かび上がる様相を組み合わせ、「なぜ、そこは戦場になったのか」を考える。

著者紹介

黒嶋 敏 (クロシマ サトル)  
1972年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程中退。現在、東京大学史料編纂所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)