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ウエルベック発言集

出版社名 白水社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-560-09458-7
4-560-09458-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 358,42P 19cm

商品内容

要旨

「私が政治的に正しくなって、それで何が得られるのでしょう。」政治家はもちろん、詩人や文学者をはじめ、左翼知識人にフェミニスト、映画、音楽、建築、宗教…まがまがしくも目くるめく混乱した世界に、歯に衣着せないロジックで「介入」する!フランスきってのベストセラー小説家による待望のエッセイ集。

目次

ジャック・プレヴェールは間抜けだ
ジャン=クロード・ギゲの『蜃気楼』
混乱へのアプローチ
失われたまなざし―無声映画への賛辞
ジャン=イヴ・ジュアネとクリストフ・デュシャトレとの対談
皮むきとしての芸術
創造的不条理
パーティー
無為の時間
オペラ・ビアンカ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

テロ事件やコロナ禍のなか、どのような思考が可能か? 「冷笑的で厭世的」な作家が小説の素材としての理論的省察を語る待望のエッセイ集。

著者紹介

ウエルベック,ミシェル (ウエルベック,ミシェル)   Houellebecq,Michel
1956年生まれ。現代フランスを代表する小説家、詩人。スキャンダラスな内容から批判にさらされることが多いが、その小説作品は40を超える言語に翻訳され、世界的な人気を博している
西山 雄二 (ニシヤマ ユウジ)  
1971年生まれ。東京都立大学人文科学研究科教授
八木 悠允 (ヤギ ユウスケ)  
1983年生まれ。ロレーヌ大学博士課程在籍。専門はフランス現代文学、とくにミシェル・ウエルベック研究
関 大聡 (セキ ヒロアキ)  
1988年生まれ。東京大学大学院博士課程、パリ・ソルボンヌ大学フランス文学・比較文学研究科博士課程に在籍。専門は二十世紀フランス文学・思想、特にジャン=ポール・サルトル研究
安達 孝信 (アダチ タカノブ)  
1990年生まれ。日本学術振興会特別研究員PD。神戸大学、奈良女子大学非常勤講師。19世紀フランス文学、とくにエミール・ゾラを中心とした自然主義文学研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)