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死ぬまでに知っておきたい日本美術

集英社新書 1142

出版社名 集英社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-08-721242-6
4-08-721242-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

「西洋美術と比べて、日本美術には馴染みがない」。そう感じている日本人は少なくないだろう。しかし、絵画、掛軸、彫刻、陶芸、漆芸など日本美術の深遠な世界を知らずして一生を終えるのは実にもったいない。本書は世界的オークション会社クリスティーズの日本支社長である著者が、豊富な体験エピソードを交え、豪華絢爛な屏風から知る人ぞ知る現代美術まで、日本美術の真髄を紹介する。知識をたっぷり吸収したら、本書を携え、美術館・博物館めぐりに出かけてみよう。美意識が磨かれる、大人のための日本美術入門。

目次

第1章 日本美術とは何か(誰が・どこでつくったかという視点
船来文化と「日本の美」の関わり ほか)
第2章 日本美術の妙なる仕掛け(日本美術のダイナミズム―ミニマルな美から装飾的な美まで
「自然=神仏」の感覚が美をもたらす ほか)
第3章 私が選ぶ一〇人のアーティスト(千利休“コンセプチュアル+インスタレーション”
本阿弥光悦“マルチ” ほか)
第4章 日本美術の死角 過小評価の作品たち(「怖さ」を帯びた大正時代の美人画
侮るなかれ、超絶技巧の明治工芸 ほか)
第5章 死ぬまでに見ておきたい日本美術一〇〇選

出版社・メーカーコメント

目利きが伝える、大人のための日本美術入門! 【推薦】 こんなに自由で幅広で、しかも独自目線の漲(みなぎ)っている日本美術ガイドに触れたことがない! ──片山杜秀氏(政治学者、音楽評論家) 【内容】 「西洋美術と比べて、日本美術には馴染みがない」。 そう感じている日本人は少なくないだろう。 しかし、絵画、掛軸、彫刻、陶芸、漆芸など日本美術の深遠な世界を知らずして一生を終えるのは実にもったいない。 本書は世界的オークション会社クリスティーズの日本支社長である著者が、豊富な体験エピソードを交え、豪華絢爛な屏風から知る人ぞ知る現代美術まで、日本美術の真髄を紹介する。 知識をたっぷり吸収したら、本書を携え、美術館・博物館めぐりに出かけてみよう。 美意識が磨かれる、大人のための日本美術入門。

著者紹介

山口 桂 (ヤマグチ カツラ)  
1963年東京都生まれ。クリスティーズジャパン代表取締役社長。国際浮世絵学会常任理事、公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団理事。92年クリスティーズに入社し、日本・東洋美術のスペシャリストとして活動。一九年間NY等で海外勤務をし、伝運慶の仏像のセール(08年)、藤田美術館コレクションセール(17年)、伊藤若冲作品で有名なプライス・コレクションの出光美術館へのプライベートセール(19年)など多くの実績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)