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広告の仕事 広告と社会、希望について

光文社新書 1229

出版社名 光文社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-334-04636-1
4-334-04636-3
税込価格 968円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

日本の広告界のレジェンドが、自らのクリエイティブを振り返りながら、広告の未来を熱く鋭く語る。

目次

第1章 広告から公告へ(広告はなぜ嫌われるのか?
なぜつまらない広告ができるのか? ほか)
第2章 僕のクリエイティブ・ライフ/a day in the life.(自分にとっての広告の原点
最初はラジオCM ほか)
第3章 クリエイティブを支えるもの(リベラルアーツと教養と
ルーツのないものは弱いもの―歴史に学ぶ ほか)
第4章 公共広告の世界(僕のプロボノのルーツは世界の公共広告
人間の暗部に触れながら、広告を作る ほか)
第5章 プロボノという幸福―人はなぜ他者に与えるのか(果てしない人・瀬谷ルミ子さんとの出会い―「REALs」
「おかえりGINZA」 ほか)
特別対談 山口周×杉山恒太郎

出版社・メーカーコメント

広告は産業革命以降の大量生産・大量消費の申し子だ。大量生産・大量消費のエンジンとして長年その役割を果たしてきたが、量や規模の経済が明らかに終焉を迎えようとしている今、その役目を終えようとしている。では、広告が終わったかというと僕はそうは思わない。これまで広告が培ってきたコミュニケーションの経験値や技術、そして直感力などを侮ってはいけない。これからも世の中に必要とされるコミュニケーション技術だと思う。それは何かといえば、大量生産や大量消費ではない、量や規模ではない、人の喜びや幸せにつながるものだ。   (「はじめに」より)――日本の広告界のレジェンドが、自らのクリエイティブを振り返りながら、広告の未来を熱く鋭く語る。

著者紹介

杉山 恒太郎 (スギヤマ コウタロウ)  
1948年東京生まれ。立教大学卒業後、電通入社、クリエーティブ局配属。’90年代にカンヌ国際広告祭国際審査員を3度務めたほか、英国「キャンペーン」誌で特集されるなど、海外でも知られたクリエイター。’99年デジタル領域のリーダーとしてインターネット・ビジネスの確立に寄与。トラディショナル広告とインタラクティブ広告の両方を熟知した稀有なキャリアを持つ。電通取締役常務執行役員等を経て、2012年ライトパブリシティへ移籍、’15年代表取締役社長就任。主な作品に小学館「ピッカピカの一年生」、サントリーローヤル「ランボー」、AC公共広告機構「WATER MAN」など。国内外受賞多数。’18年ACC第7回クリエイターズ殿堂入り、’22年「全広連日本宣伝賞・山名賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)