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NATO冷戦からウクライナ戦争まで

平凡社新書 1017

出版社名 平凡社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-582-86017-7
4-582-86017-6
税込価格 946円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

第二次大戦後、ソ連への対抗のため作られた軍事同盟NATO。冷戦終結でその役割を終えるかと思われたが、九〇年代のユーゴ紛争、二一世紀の中東紛争で重要な役割を果たし、東欧への拡大は現在のウクライナ戦争の大きな原因となった。さらにウクライナ戦争は、中立国だったフィンランドとスウェーデンのNATO加盟という思わぬ結果をもたらした―。プーチンはなぜウクライナに侵攻したのか。NATOの歴史を知れば、ウクライナ戦争がわかる!

目次

第1章 NATOの誕生、冷戦とその終結
第2章 旧ユーゴ紛争とNATO空爆
第3章 NATOのアフガン・ミッション
第4章 NATOの拡大
第5章 NATOとEU
第6章 ウクライナ戦争とNATO

出版社・メーカーコメント

大戦後作られた軍事同盟は、冷戦終結、ユーゴ紛争、ウクライナ情勢を経て変容してきた。欧州で最前線を取材する記者が追った歴史。

著者紹介

村上 直久 (ムラカミ ナオヒサ)  
1949年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。75年時事通信社入社。編集局英文部、外国経済部で記者、デスク。米UPI通信本社(ニューヨーク)出向、ブリュッセル特派員を経て、2001年に退社後、長岡技術科学大学で14年間、常勤として教鞭を執る。専攻は国際関係論。定年退職後、時事総合研究所客員研究員。学術博士。日本記者クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)