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藤原道長 摂関期の政治と文化

日本史リブレット人 019

出版社名 山川出版社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-634-54819-0
4-634-54819-4
税込価格 880円
頁数・縦 95P 21cm

商品内容

要旨

摂関政治は藤原道長の時代に頂点を迎えたといわれるが、道長はわずかに一年ほど摂政になっただけであった。そこにはどのような意味があり、道長はどのような政治をめざしたのか。そして文化面で果たした役割も大きかった。道長の造営した寺院・仏像は後世に影響を与え、宮廷ではすぐれた文芸や書が生まれ、華やかな宴が催された。道長の一生を追いながら、その政治の特色を古代国家の歴史のなかに位置づけ、文化の達成を再評価したい。

目次

道長の実像にせまる
1 道長の登場
2 道長と一条天皇
3 三条天皇との対立と外孫の即位
4 道長の政治
5 道長の文化
おわりに―『栄花物語』と『御堂関白記』

出版社・メーカーコメント

摂関政治は藤原道長の時代に頂点を迎えたといわれるが、道長はわずかに一年ほど摂政になっただけであった。そこにはどのような意味があり、道長はどのような政治をめざしたのか。そして文化面で果たした役割も大きかった。道長の造営した寺院・仏像は後世に影響を与え、宮廷ではすぐれた文芸や書が生まれ、華やかな宴が催された。道長の一生を追いながら、その政治の特色を古代国家の歴史のなかに位置づけ、文化の達成を再評価したい。

著者紹介

大津 透 (オオツ トオル)  
1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科(国史学専攻)博士課程中退。専攻、日本古代史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)