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世界探検全集 06

アマゾン探検記

  • ウィリアム・ルイス・ハーンドン/著 泉靖一/訳
出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-309-71186-7
4-309-71186-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 293P 20cm
シリーズ名 世界探検全集

商品内容

要旨

ペルーの源流からブラジルの河口へ―。一八五一年、アメリカ合衆国海軍大尉ハーンドンはアマゾン河全域の踏査に乗り出した。古代インカ文明との出会い、好戦的なカムパ族との接触、そして凶暴な人喰い鰐との遭遇…密林を分け奔流と闘い、自然の崇高さと暴力性の中で、現地の風習を細やかな観察眼で活写。一九世紀アメリカの三大探検記の一冊にしてマーク・トウェインにも影響を与えた探検記の名著。

目次

第1部(エル・ドラードオ(黄金郷)
出発
タルマの祭り
ギボンの一行と別れる
荘園の殿様 ほか)
第2部(チチャとチュペ
インカの遺跡
カラマルカの小さな町にて
コチャバンバの臨終
酒・宗教・インディアン ほか)

出版社・メーカーコメント

密林を分け奔流と闘い6200キロに及ぶ大アマゾンの流域をくまなく踏査。現地の風俗や習慣、各地の産物や交易品の数々を紹介した臨場感溢れる探検記の名著。ナビゲーション:関野吉晴。

著者紹介

ハーンドン,ウィリアム・ルイス (ハーンドン,ウィリアムルイス)   Herndon,William Lewis
1813‐1857。アメリカ合衆国の軍人。1851年、合衆国海軍大臣の命令に従い、アマゾン河流域の情報収集のため、ペルーよりアマゾン河口までを探検。諸河川の船舶航行の可能性をさぐる一方、各地の産業発達の状態、風俗・人口・産物・交易品・気候・地下資源の状態等を調査した
泉 靖一 (イズミ セイイチ)  
1915‐1970。東京生まれ。京城帝国大学を卒業。在学中から、済州島、大興安嶺オロチョン族等の調査に従事。同大学教官となってからもニューギニア、オロチョン族、蒙古族の調査に専念。1951年、明治大学助教授を経て東京大学助教授となってからは、文化人類学部門の創設・充実に尽力。特に「東京大学アンデス地帯学術調査団」を組織し、古代アンデス文明の解明に果たした業績は大きい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)