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若者がセックスしない国、少子化日本の大罪

出版社名 せせらぎ出版
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-88416-289-4
4-88416-289-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 180P 18cm

商品内容

要旨

さまざまな将来予測の中でも人口予測ほど確実なものはない。疫病のパンデミックや戦争などによる大量死がなければ、現在の人口ピラミッドからほぼ確実に将来人口を見通すことができる。つまり日本は確実な将来すら直視せず、それから50年以上も何ら有効な対策をとらなかったのである。異様な国と言わざるを得ない。では、どうすればいいのか、何ができるのか。さまざまな角度から本書が提案する。

目次

01 日本の子育て支援が貧弱なのは選挙対策だった!?(少子化は見通されていたのに…
世界でまれな人口減少国ニッポンのかくも長き低迷 ほか)
02 将来に否定的で結婚しない日本の若者たち(未婚率データが示すもの
若者は国を信頼していない ほか)
03 なぜ日本人は世界一セックスをしないのか?(子どもの数とセックスは関係がある
世界各国に比べ驚異的に少ない日本のセックス回数 ほか)
04 どうすればいいのか、少子化対策(少子化対策としてのセックス増強作戦
性教育で正しいセックスを教える ほか)
05 社会を大きく変える(乏しいカップル形成力のアシスト策を促進する
突出して日本は減少率が大きい ほか)

出版社・メーカーコメント

政府の無策と日本人気質から少子化対策を考える「毎日残業、コンビニ飯で金もない俺が、結婚、子育てする気になるか!」こうした叫びに医学博士と科学評論家が少子化対策レシピを提言さまざまな将来予測の中でも人口予測ほど確実なものはない。疫病のパンデミックや戦争などによる大量死がなければ、現在の人口ピラミッドからほぼ確実に将来人口を見通すことができる。つまり日本は確実な将来すら直視せず、それから30年以上も何ら有効な対策をとらなかったのである。異様な国と言わざるを得ない。では、どうすればいいのか、何ができるのか。さまざまな角度から本書が提案する。本書が扱っているテーマは…貧弱な政府の子育て支援/増加する教育費/未婚率の上昇/若者の経済的困窮/長時間労働/若者の将来不安/女性の社会進出/スマホゲームの普及/性に対する偏見/性教育の貧困/戸籍制度 など……ここに少子化対策のヒントがあります。

著者紹介

中原 英臣 (ナカハラ ヒデオミ)  
医学博士。西武学園医学技術専門学校東京校校長。専門はウイルス学、遺伝学。雑誌評論の他、『感染症パニック』など著書多数
佐川 峻 (サガワ タカシ)  
科学評論家。早稲田大学理工学部卒。科学評論で活躍し、著書に『物理通になる本』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)