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映画は子どもをどう描いてきたか

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-00-022314-0
4-00-022314-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 322,4P 20cm

商品内容

要旨

本書は故・佐藤忠男が新聞や雑誌に書いた映画についての批評や論文の中から、とくに子どもや若者の描き方に興味をもって論じている文章を、生前自ら選び編んだものである。世界の子どもたちをとりまく環境や社会を考え、大人が自身をも顧みるような、映画から世界を丸ごと愛するために佐藤忠男が書き遺した一冊。

目次

映画の中の親と子
かつての時代
戦争の時代
童心の世界
子どもの嘘、反抗、罪
障害児たちと
アメリカ映画では
アジアの映画
イスラム世界の子どもたち
いい教師と困った教師
児童虐待の映画
学生映画と子どもの作る映画の中の子ども

出版社・メーカーコメント

故・佐藤忠男が新聞や雑誌に書いた映画についての批評や論文のなかから、子どもや若者の描き方についてとくに興味を持って論じているものを著者自身が選び編んだものである。世界の子どもたちをとりまく環境や社会を考え、大人自身が自らをも顧みるような、映画から世界を丸ごと愛するために遺した一冊。

著者紹介

佐藤 忠男 (サトウ タダオ)  
1930年新潟県生まれ。国鉄職員、電電公社員、「映画評論」「思想の科学」編集長を経て、映画評論家となり、幅広い分野の評論活動を展開する。1962年、映画評論家として独立、映画を中心に、演劇、文学、大衆文化、教育と幅広い分野にわたり執筆活動を展開。アジア、アフリカ、中東の国々との映画交流も続けたほか、日本映画大学学長として、後進の育成にも尽力した。2022年3月17日、胆のうがんのため死去、91歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)