ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか
出版社名 | 化学同人 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-7598-2089-8
(4-7598-2089-2) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 312P 19cm |
商品内容
要旨 |
なぜ人間だけが発明できるのか?人間はパターン、とりわけif‐and‐thenのパターンを識別できるから。パターンを認識できるユニークな能力の遺伝子は、自閉症の遺伝子と部分的に一致するという。人類初の楽器から農業革命、産業革命、デジタル革命に至るまで、自閉症としばしば結び付けられるこの特性が、いかに70000年にわたる人類の進歩を促してきたかを明らかにする。人間の最大の強みの一つと、誤解されがちな自閉症を結び付けることで、異なる考え方をする人たちへの見方を変えるべきではないか、と問いかけている。 |
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目次 |
第1章 生まれながらのパターン・シーカー―アル(エジソン)の幼少時代 |
出版社・メーカーコメント
映画『レインマン』の兄を覚えていますか? 数字と記憶には卓越した能力があるのに,他人の心を推し量ることができなくて,社会に出られない自閉症の人.本書ではこのような自閉症でパターン探しの達人を紹介し,話題は脳スキャン,遺伝子,人類の進化にまで及ぶ.エジソンやビル・ゲイツらは自閉症の症状があったが優れた発明家だ.しかし,その多くは社会に出られず職がなく,もがき苦しんでいる.彼らの力を社会に活かすための指針を示す.