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いつかはF1

私の履歴書

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-296-11609-6
4-296-11609-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 194P 19cm

商品内容

要旨

日本人初のF1フルタイムドライバーを経て、レーシングチームの総監督。クールな語り口で、サーキットの臨場感たっぷりに来し方を振り返る言葉は、レースの未来、さらには人と車、車と社会の理想的な関係まで見通す。

目次

第1章 助走
第2章 プロの世界
第3章 F1挑戦
第4章 ロータスからティレルへ
第5章 引退、自分のチームを持つ
第6章 これからのレース、これからの僕

出版社・メーカーコメント

1980年代後半、テレビの地上波がF1のグランプリシリーズを世界中から華々しく生中継していた時代。日本人で初めてF1にフル参戦したカーレーサーの自伝が本書です。飾らない言葉でクールに半生を振り返る語り口は、車への愛情に満ちていると同時に、日本人と車の切っても切れない関係にまで及んでいます。二輪、四輪と少年時代に車に魅入られ、プロの世界に身を投じるやたちまち頭角を現した中嶋さんが、いかにして「日本一、強い男」と呼ばれるまでになったか。カーレースは自動車メーカーの技術を試す場であると同時に、その先端技術に負けない身体能力、精神力がレーサーには求められます。まるで中嶋さんの身体の一部となった車はデリケートで繊細であり、モータースポーツの深遠さがひしひしと伝わってきます。ロータスのチームメートとしてF1をともに走ったアイルトン・セナ、国内で死闘を演じた「日本一、速い男」星野一義さん、そして中嶋さんにとって大きな存在だった本田宗一郎さん……レースに、車に情熱を注いできた人たちとの交流秘話も満載。いまなお現役でレーシングチームを率いる総監督として発するひと言ひと言は、人と車の未来に様々な思索をもたらしてくれます。

著者紹介

中嶋 悟 (ナカジマ サトル)  
1953年愛知県生まれ。73年四輪免許取得とともにレース活動を開始。77年FJ1300選手権にて全戦でポールトゥウィンを達成。81年、82年、84年、85年、86年全日本F2選手権にてシリーズチャンピオン。87年日本人初のF1フルタイムドライバーとして、チーム・ロータスよりF1デビュー。90年ティレルに移籍。F1通算成績は出走回数80回(決勝出走回数74回)、予選最高位6位、決勝最高位4位。91年現役引退。NAKAJIMA RACING総監督として国内最高峰カテゴリーのSUPER FORMYULAとSUPER GTに参戦 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)