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未来(あした)のおもいで 白鳥山奇譚

徳間文庫 か7−17

出版社名 徳間書店
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-19-894811-5
4-19-894811-9
税込価格 825円
頁数・縦 247P 15cm

商品内容

要旨

滝水浩一は、熊本県の白鳥山を登っていた。立地の不便さゆえに入山者は少ない。彼の目的は山芍薬の花の群生。この光景は一年に数週間しか見ることが出来ない。途中、雨に降られたとき、美しい女性・沙穂流に遭遇した。浩一は彼女に惹かれ、置き忘れた手帳を手がかりに訪ねてゆくが、沙穂流はまだこの世に誕生していなかった…。著者本人の執筆による映画用脚本を収録。(タイムトラベル・ロマンス)

出版社・メーカーコメント

イラストレーターをしている滝水浩一は、熊本県の白鳥山を登っていた。白鳥山は立地の不便さゆえに入山者が少なく秘境のイメージがある。滝水の目的は、湿地を抜けた所に咲く山芍薬の花の群生。この光景は一年のうちに数週間しか見ることの出来ない。しかし、今年は登山中に雨に降られた。そのとき、彼の前に現れた、美しい女性・沙穂流。滝水は彼女に惹かれ、置き忘れた手帳を手がかりに訪ねてゆく。そこで、彼女がまだこの世に誕生していない存在であることを知るのだった……。時を超えて出会った男女の恋愛を描く、長編SFファンタジー。 初版刊行時に映画化企画があり、著者本人により書かれたシナリオを収録。 解説:犬童一心(映画監督)

著者紹介

梶尾 真治 (カジオ シンジ)  
熊本県生まれ。1971年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。代表作は『怨讐星域』(星雲賞受賞)、『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞受賞)、『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞受賞)、『おもいでエマノン』を始めとするエマノン・シリーズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)