クレムリンの魔術師
出版社名 | 白水社 |
---|---|
出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-560-09468-6
(4-560-09468-3) |
税込価格 | 3,190円 |
頁数・縦 | 270P 20cm |
商品内容
要旨 |
彼は「クレムリンの魔術師」として知られていた。ヴァディム・バラノフは、ロシアの皇帝の黒幕になる前はTVのリアリティ番組のプロデューサーだったという。“私”はある夜、SNSで知り合った人物からモスクワ郊外の邸宅に招かれて、その祖父の代からの「ロシアの権力の歴史」を知る。ヴァディム・バラノフには、舞台芸術アカデミーで演劇を学んだ青春時代、ヒッピーの両親をもつクセニアという美しい恋人がいたという。ロシアのプロパガンダ戦略や、ウクライナとの戦争において、ヴァディム・バラノフはどんな役割を担っていたのだろうか?エリツィン、クリントン、メルケル…実在の政治家たちも実名で登場し、ソチ冬季オリンピック開会式で赤軍合唱団にダフト・パンクを歌わせた史実なども挿話され、プーチンの権力掌握術やロシアの国民感情が語られてゆく。迫真のリアルポリティーク小説(全31章)。2022年バルザック賞受賞、ゴンクール賞最終候補など、話題沸騰のベストセラー!アカデミー・フランセーズ賞受賞作品。 |
---|
出版社・メーカーコメント
ウクライナ戦争はなぜ起きた? プーチンの「演出家」の告白をもとに、ロシアの権力の歴史をリアルに描く政治小説。バルザック賞受賞。