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原爆の世界史 開発前夜から核兵器の拡散まで

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-623-09432-5
4-623-09432-4
税込価格 6,050円
頁数・縦 359,65P 22cm

商品内容

要旨

広島・長崎への原爆投下は、いかにしてなされ、その後の世界にどのような影響を及ぼしたのか。本書は、膨大な先行研究を咀嚼したうえで、原爆投下を広い時間的・空間的枠組みのもと、世界史の文脈の中に位置づける。一九世紀の黎明期以来、各国で核物理学の研究が進み、毒ガス攻撃や空爆など新たな戦争の手段が登場する中で、各国政府・軍部と科学者たちはいかに行動したか。核兵器の開発・製造・使用・保有のグローバルな歴史を俯瞰する。

目次

序章 原爆の世界史
第1章 科学の共和国と国家
第2章 イギリス―亡命者、空軍力、原爆の可能性
第3章 日本とドイツ―選択されざる道
第4章 アメリカ(1)―原爆の想像と創造
第5章 アメリカ(2)―原爆投下
第6章 日本―二発の原爆と戦争の終結
第7章 ソ連―原爆と冷戦
第8章 核兵器の拡散―第二次世界大戦後の核開発競争
終章 悪夢と希望

出版社・メーカーコメント

原爆が変えた世界の歴史・日本の歴史19世紀の黎明期から戦争を経て、今日の核保有へと至る道筋を膨大な先行研究を咀嚼し、明快に叙述する。 広島・長崎への原爆投下は、いかにしてなされ、その後の世界にどのような影響を及ぼしたのか。本書は、膨大な先行研究を咀嚼したうえで、原爆投下を広い時間的・空間的枠組みのもと、世界史の文脈の中に位置づける。19世紀の黎明期以来、各国で核物理学の研究が進み、毒ガス攻撃や空爆など新たな戦争の手段が登場する中で、各国政府・軍部と科学者たちはいかに行動したか。核兵器の開発・製造・使用・保有のグローバルな歴史を俯瞰する。

著者紹介

川口 悠子 (カワグチ ユウコ)  
2010年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程満期退学。2013年博士(学術)(東京大学)。現在、法政大学理工学部電気電子工学科教授
繁沢 敦子 (シゲサワ アツコ)  
2018年広島市立大学国際学研究科国際学専攻博士後期課程満期退学。2019年博士(学術)(広島市立大学)。現在、神戸市外国語大学外国語学部英米学科准教授
藤田 怜史 (フジタ サトシ)  
2014年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。2014年博士(史学)(明治大学)。現在、岐阜市立女子短期大学英語英文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)