思想史講義 戦前昭和篇
ちくま新書 1674
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-07532-1
(4-480-07532-1) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 325,7P 18cm |
シリーズ名 | 思想史講義 |
商品内容
要旨 |
「大正デモクラシー」から「ファシズム」・戦争へと移行した戦前昭和期は「国体」の再構築と「文明化」の超克がめざされた時代だった。大正期の民主化運動は衰退し、アジア回帰、国家総動員、文化主義は戦前昭和期にアジア進出、総力戦体制、日本主義・国体論へと展開。大正期の「文明化」との差異化が「転向」の時代をへて「近代の超克」へ推し進められていった。様々な思想がせめぎ合い、複雑に絡み合いつつ日本がいかに戦争へと向かい、戦争を遂行したかを最新研究に基づき検証する。 |
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目次 |
多元的国家論とギルド社会主義 |
出版社・メーカーコメント
なぜ昭和の日本は戦争へと向かったのか。社会や政治の変革を志向する人々と、それに対抗する人々とのせめぎ合いで生まれた諸思想を、最新研究に基づき解明する。