リヴァイアサン 下
ちくま学芸文庫 ホ22−3
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-51147-8
(4-480-51147-4) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 616P 15cm |
シリーズ名 | リヴァイアサン |
商品内容
要旨 |
政治的共同体を永続させる諸原理は、聖書に由来するとして、次にキリスト教論が大規模に展開される。神の国と現世の政治的共同体との間に横たわる忠誠をめぐる分裂。ホッブズの政治理論はどのようにして問題の解決を図ったか。神の法は自然の法であるため、われわれは信義を守り、相互協約の上に設立された政治的主権者に服従すべきである。そしてそこにこそ来世における救済はある。これがホッブズの提示した答えであった。下巻には「第三部 キリスト教徒から成る政治的共同体について」「第四部 暗黒の王国について」を収め、巻末にはホッブズ問題に触れた訳者の解説的論考と年譜、索引を付す。 |
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目次 |
第3部 キリスト教徒から成る政治的共同体について(キリスト教政治学の諸原理について |
出版社・メーカーコメント
キリスト教徒の政治的共同体における本質と諸権利、そして「暗黒の支配者たち」を論じて大著は完結する。近代政治哲学の歩みはここから始まった。