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「心のしくみ」を読み解くビジュアル心理学図鑑

出版社名 日本文芸社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-537-22057-5
4-537-22057-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 126P 22×22cm

商品内容

要旨

古代ギリシアの哲学者が心の考察を始めたところから、フランスの精神医学の発展、現代の科学的心理学の流れまでをわかりやすく解説します。プラトン、アリストテレスなど哲学者の研究から始まる「心理学の歴史」、フロイト、アドラー、ユング、ウィニコット、ラカンなどの理論、時代によって変化してきた精神疾患に対する考え方や治療法などを紹介。

目次

1 心理学のはじまり 魂はどこにあるのか?(「心理学の起源」に取り組んだ哲学者
身体か、それとも精神か? ほか)
2 精神の苦痛を取り除く方法 信仰から科学へ(宗教によって利用された「狂気」
心理学界の貴公子、モンテーニュ ほか)
3 心理学の黄金時代 精神分析から現代療法まで(フロイトの革命
精神世界とその構造 ほか)
4 現代社会が抱える心の問題(心身を快適に機能させる睡眠時間の不足
ネット利用がもたらす脳と心への影響 ほか)
5 これからの心理療法(精神疾患の拡大
電気は治療に有効なのか? ほか)

出版社・メーカーコメント

オールカラーのイラストと美しいデザインとともに、心理学という魅力的な分野について、哲学、歴史学、医学、科学的事実を絡めながら紹介します。・「心理学の起源」に取り組んだ哲学者 プラトン、アリストテレス・ヒポクラテスの四体液説・魂の在り処を探した、ヘロフィスとガレノス・古代、中世における精神障害の治療・トラウマ、幻想、無意識、エディプス・コンプレックス…フロイトが築いた精神分析学の土台となる考え方と治療法・アドラーの「個人心理学」、ユングによる「分析心理学」、ウィニコットによる「児童精神分析学」、アンリ・エーと「器質力動論」・「家族療法」「認知行動療法」による治療・ネット利用がもたらす、脳と心への影響・増える不安障害、うつ病、依存症の特徴と治療法・オンライン治療の広まりと、エキスパート患者の出現など、心理学の歴史、著名心理学者の理論、恐怖症やうつ病といった現在増加傾向にある病への対処法、心理学・精神医学ジャンルの今後の展開などを紹介します。著者エレーヌ・フレネル『Psychologies(サイコロジーズ・マガジン)』のジャーナリスト兼記者(2008年以降)。大学では文学とジャーナリズムを学んだ後、心理学と精神分析学を学ぶ。喜び、複雑さ、苦しみといったものを、社会がどのように考えどのように扱っているのか、あるいはいないのかなどといった精神生活に関するありとあらゆることを調査する。また、その他、調査やエッセイの執筆、テレビドキュメンタリーの制作も行なう。監修者齊藤勇(さいとう いさむ)立正大学名誉教授。日本ビジネス心理学学会会長。文学博士。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は、対人・社会心理学。著書に『図解雑学見た目でわかる外見心理学』(ナツメ社)、『イラストレート心理学入門』『イラストレート人間関係の心理学』(ともに誠信書房)、監修書に『イラスト&図解知識ゼロでも楽しく読める!』(西東社)などがある。

著者紹介

フレネル,エレーヌ (フレネル,エレーヌ)  
『Psychologies(サイコロジーズ・マガジン)』のジャーナリスト兼記者(2008年以降)。大学で文学とジャーナリズムを学んだ後、心理学と精神分析学を学ぶ。喜び、複雑さ、苦しみといったものを、社会がどのように考えどのように扱っているのか、あるいはいないのかなどといった精神生活に関するありとあらゆることを研究する。また、その他の研究やエッセイの執筆、テレビドキュメンタリーの制作も行なう
コルテ,ソフィー・デラ (コルテ,ソフィーデラ)  
イラストレーター、グラフィックデザイナー。大学ではグラフィックデザインを学ぶ。繊細なイラストによって大胆なイメージを提示することを信条としながら、観る人によるイラストの解釈やその一貫性に注意を払うことにより、観る人とイラストとのインタラクションを生み出してきた。図形とモチーフとが組み合わされたその作品は、アンビバレントな風景を生み出しつつ、解釈の余地を多分に残した物語の輪郭を想起させる
齊藤 勇 (サイトウ イサム)  
文学博士。立正大学名誉教授。日本ビジネス心理学会会長。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は、対人・社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)