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「悪の枢軸」ロシア・中国の正体 独裁者プーチンと習近平は何を考えているのか

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-569-85383-3
4-569-85383-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

ソ連崩壊をスクープした記者と中国の未来を予言する評論家が激論。政権維持のために戦争を望む21世紀のスターリンと毛沢東の夢想。

目次

第1章 スターリンになりたいプーチン(二つの帝国の崩壊を経験
チェチェン紛争を仕掛けて支持を獲得 ほか)
第2章 毛沢東になりたい習近平(繰り返される易姓革命と皇帝独裁
国共合作から国共内戦へ ほか)
第3章 野合と対立の中ロ関係史(「入国禁止」という勲章
「正論路線」への積年の恨み辛み ほか)
第4章 ウクライナ戦争と日本の危機(中国包囲網に横やりを入れたプーチン
ブリンケンが看破したプーチンの戦争目的 ほか)
第5章 プーチンと習近平の末路(すでにプーチンは負けている
ロシア人が「プーチン問題」を解決する日 ほか)

出版社・メーカーコメント

プーチン・習近平は、何を考えているのか。ロシア・中国は、独裁政治から抜け出せるのか。ソ連崩壊をスクープした記者と、中国の未来を予言する評論家が、蜜月と対立を繰り返す両国の今後を考える。 「1人の死は悲劇だが、数百万人の死は統計上の数字にすぎない」「国家とは、他国に恐れられる強い独裁国家でなければならない」歴史から現代まで続く、”皇帝”たちの思想を読み解く。

著者紹介

斎藤 勉 (サイトウ ツトム)  
産経新聞論説委員。1949年、埼玉県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。産経新聞社に入社後、水戸支局、社会部、外信部を経てテヘラン特派員、モスクワ支局長、ワシントン支局長、外信部長、正論調査室長などを歴任。常務取締役東京編集局長、取締役副社長大阪代表、論説顧問等を経て、2022年から現職。ソ連とロシアに特派員として通算約8年半在住し、一連のソ連・東欧報道でボーン・上田記念国際記者賞(89年)、「ソ連、共産党独裁を放棄へ」のスクープで日本新聞協会賞(90年)を受賞
石 平 (セキ ヘイ)  
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で、第23回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)