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未来へ繋ぐ災害対策 科学と政治と社会の協働のために

出版社名 有斐閣
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-641-17480-1
4-641-17480-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 298,5P 19cm

商品内容

要旨

専門家と市民と行政は「本当に大事なこと」をなぜ話し合おうとしないのか。地震・津波対策、新型コロナ感染症や気候変動―簡単に解決できない「厄介な問題」に挑戦する。

目次

序章 災害対策のパラダイム・シフト―科学と政治と社会の協働
第1部 教訓を過去から引き出す(地震・津波災害―東日本大震災における「想定外」
原子力災害―福島原発事故と安全神話
感染症災害―科学的予測と助言をめぐるすれ違い
気候変動災害―災害リスクの認識はなぜ難しいのか)
第2部 教訓を未来へ繋ぐ(災害対策の倫理―何を優先すべきか
災害の記録と記憶―何が語り継がれるのか
科学技術への期待と限界―ウイルスの正しい知識と感染症対策の教訓
科学と政治と社会の協働―「対話の場」=「学びの場」の形成)

出版社・メーカーコメント

東日本大震災の何が「想定外」だったのか?原発の安全神話はどのようにして生まれたのか?日本の新型コロナ対策はなぜ「失敗」したと総括されるのか?過去の失敗を繰り返すことなく,教訓を未来へ繋ぐために必要な災害対策のパラダイム・シフトを提示する。

著者紹介

松岡 俊二 (マツオカ シュンジ)  
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(専門分野:環境経済・政策学)
阪本 真由美 (サカモト マユミ)  
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授(専門分野:防災学)
寿楽 浩太 (ジュラク コウタ)  
東京電機大学工学部教授(専門分野:科学技術社会学)
寺本 剛 (テラモト ツヨシ)  
中央大学理工学部教授(専門分野:環境倫理学)
秋光 信佳 (アキミツ ノブヨシ)  
東京大学アイソトープ総合センター教授(専門分野:生物科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)