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世界探検全集 09

黄河源流からロプ湖へ

  • ニコライ・プルジェワルスキー/著 加藤九祚/訳
出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-309-71189-8
4-309-71189-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 328P 20cm
シリーズ名 世界探検全集

商品内容

要旨

一八八八年、ロシアの探検家・プルジェワルスキーは、自身四度目の中央アジア探検へ赴いた。ゴビ砂漠を経てチベット高原の黄河源流へ。そしてタクラマカン砂漠へと北上した一行はロプ・ノール住民に出会う。その計画性と科学性によって学術探検の基礎を築き、中央アジア探検史に偉大な足跡を残した不朽の探検記。シルクロードに暮らす人々の営みが鮮やかに蘇る。

目次

大ゴビを横断して
甘粛、青海、ツァイダムを通って
黄河源流の探検
ツァイダムの南部および西部を行く
ガスからの冬期小探検
ロプ・ノールとタリム川下流
ロプ・ノールの春
ロプ・ノールからケリヤへ
ケリヤ山地への小旅行
コータン、アクスゥをへて天山を越える

出版社・メーカーコメント

ゴビ砂漠を縦断し、ロプ湖からタクラマカン砂漠を経て天山山脈までを踏査。その計画性と科学性、克明な観察と記録によって学術探検の基礎を築いた不朽の名作。

著者紹介

プルジェワルスキー,ニコライ (プルジェワルスキー,ニコライ)   Przhevalsky,Nikolay
1839‐1888。ロシアの探検家。1870年から1888年にかけて5回にわたり蒙古から中国奥地を踏査、地理学上・動植物学上における数々の貴重な発見をした。それらの功績に対しロシア地理学協会、パリ地理学協会、ベルリン地理学協会等よりメダルを贈られる。彼の5冊の探検報告書が当時の青年に与えた衝撃は大きく、ヘディンをはじめとする中央アジア探検家輩出の強力な導火線となった
加藤 九祚 (カトウ キュウゾウ)  
1922‐2016。朝鮮生まれ。上智大学文学部卒、1945年から1950年にかけてシベリアで抑留生活を体験した。平凡社勤務・上智短期大学助教授を経て、1975年4月より国立民族学博物館に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)