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祖国地球 人類はどこへ向かうのか 新装版

叢書・ウニベルシタス 422

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-588-14072-3
4-588-14072-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 226P 20cm
シリーズ名 祖国地球

商品内容

要旨

生態環境の破壊、民族対立、歯止めなき科学技術の発展…いよいよ鮮明になる人類滅びの構図。われわれは“地球運命共同体”の意識をもち、人間の人間性を証明できるのか?―29年前に刊行された本書は、現在の地球の危機を見通すとともに、いま共に生きることの意味に大きな示唆を与えてくれる。

目次

プロローグ 歴史というものの歴史
1 地球時代
2 地球籍身分証明書
3 地球の最期の苦しみ
4 地球上の私たちの目的
5 不可能な現実主義
6 人類政治
7 思考の変革
8 滅びの福音書
結論 祖国地球

出版社・メーカーコメント

生態環境の破壊、人口増大と民族対立、政治の停滞と宗教の無力、科学技術の歯止めなき発展……。いよいよ鮮明になる地球の危機と人類滅びの構図。私たちは真に《地球運命共同体》の意識を共有し、人間性の証しを見出すことができるのか? ──いまから29年前に刊行された本書は、現在の《祖国地球》の危機のなかでこそ再読に値する、究極の問いかけを読者に届けてくれる。

著者紹介

モラン,エドガール (モラン,エドガール)   Morin,Edgar
1921年パリ生まれの社会学者・思想家。パリ大学に学ぶ。大戦中は対独レジスタンス活動に参加。戦後は雑誌編集者、映画評論家として活躍。パリの国立科学研究所(CNRS)の主任研究員として、現代の多元的・総合的な人間・社会・文化の調査研究に成果を上げる
ケルン,アンヌ・ブリジット (ケルン,アンヌブリジット)   Kern,Anne Brigitte
文芸・科学評論家、ラジオ局フランス・キュルチュールのプロデューサーで科学・文化番組を担当した
菊地 昌実 (キクチ マサミ)  
1938‐2020年。東京大学大学院(比較文学)修士課程修了。北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)