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最終法廷

小学館文庫 ヘ5−1

出版社名 小学館
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-09-407132-0
4-09-407132-6
税込価格 1,452円
頁数・縦 653P 15cm

商品内容

要旨

名門フンボルト大学の法学部を出ながら、破産寸前の法律事務所を営む弁護士ヨアヒム。ある日、ヨアヒムが弁護を担当したホームレスの若者が、裁判者の前でいきなり老女に発砲される。弾は当たらず、老女はその場で倒れてしまう。老女はマルガレーテという名で、ポーランド国境の小さな町から巡礼にやって来たメンバーの一人だった。ヨアヒムはマルガレーテの依頼で彼女の家へ行き、指定された葉巻の箱を持ち帰ろうとするが、食事に誘われ家を空けていた隙に、箱は消えていた。ドイツ本国で770万人が視聴した超人気ドラマの原作にしてエリザベート・ヘルマン作品の初邦訳。傑作です!

出版社・メーカーコメント

ドイツ本国では高い人気を誇る、〈ヨアヒム・フェルナウ弁護士〉シリーズ、初邦訳! 裁判制度の不完全さ、正義の意味、復讐の是非など、重いテーマを孕んだ作品だが、ミステリとしても非常に巧く構成された傑作だ。

著者紹介

ヘルマン,エリザベート (ヘルマン,エリザベート)   Herrmann,Elisabeth
1959年、西ドイツ・マールブルク生まれ。2005年『子守の少女』(原題Das Kinderm¨adchen)でデビューし、専業作家に。同作はドイツ語圏ミステリの最優秀作を選ぶ「クリミヴェルト・ベステンリステ」に入賞。2012年『死者の証人』(原題Zeugin der Toten)でドイツ・ミステリ大賞第三位を受賞
浅井 晶子 (アサイ ショウコ)  
1973年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位認定退学。2021年日本翻訳家協会賞翻訳特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)