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現代戦略論 大国間競争時代の安全保障

出版社名 並木書房
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-89063-430-9
4-89063-430-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 236P 19cm

商品内容

要旨

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻によって、冷戦後の協調的な国際環境は消滅し、大国間の競争が復活した。「現状変更」を図る中国に対して、日本の大戦略は「現状維持」であり、この戦略目的の非対称性に日本の勝機がある。仮に抑止に失敗して戦争になっても、海上において状況を膠着化できれば、世界中に展開する米軍の来援が期待でき、有利なかたちで戦争を終結できる。ネットアセスメント分析とシナリオプランニングの手法を用いて導き出された「統合海洋縦深防衛戦略」を初めて明かす!

目次

第1章 戦略はなぜ必要か?
第2章 戦略はなぜ失敗するか?
第3章 「大国間競争」時代の戦略上の課題
第4章 大国間競争時代の「日本の大戦略」
第5章 将来の戦争をイメージする
第6章 これからの日本の防衛戦略
第7章 統合海洋縦深防衛戦略

出版社・メーカーコメント

TVやネットで見ない日はない、気鋭の軍事評論家。防衛研究所防衛政策研究室長 高橋杉雄 描き下ろし!2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻によって、冷戦後の協調的な国際環境は消滅し、大国間の競 争が復活した。「現状変更」を図る中国に対して、日本の大戦略は「現状維持」であり、この戦略目的の非対称性に日本の勝機がある。 ネットアセスメント分析 とシナリオプランニングの手法を用いて導き出された「統合海洋縦深防衛戦略」を初めて明かす!

著者紹介

高橋 杉雄 (タカハシ スギオ)  
防衛研究所防衛政策研究室長。1997年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。2006年ジョージワシントン大学大学院修士課程修了。1997年より防衛研究所。防衛省防衛政策局防衛政策課戦略企画室兼務などを経て、2020年より現職。核抑止論、日本の防衛政策を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)